雨樋にはカバーが必要だ
雨樋にはカバーが必要だ。
降ってきた雨が屋根を伝い、軒樋で受けられて竪樋に集まり、地中埋設管を通って敷地外に放流されます。
軒樋で溢れてしまっては意味がないので、屋根の面積と勾配から計算によって軒樋のサイズと竪樋のサイズ、本数を決めます。
これで雨が降っても安心です。
しかし、中にはそうとも言えない条件の敷地があります。
それは山や大きな樹木が隣接している場合。
そうです。
落ち葉がわんさか落ちてきます。
もちろん屋根にも。
屋根に落ちた葉っぱは、雨によって流されて軒樋に集まります。
軒樋から雨水に乗って竪樋への落とし口に集まります。
そうなると大変。
竪樋への落とし口が葉っぱで塞がれて、軒樋の雨は流れていきません。
せっかく計算して取り付けた樋も、葉っぱが詰まって雨が流れないと意味がありません。
そんな時に活躍するのが雨樋のカバー。
筒状の樹脂製ネットを樋の中にはめ込むだけですが、葉っぱが樋に落ち込むのを防いで、雨水はしっかりと排水してくれます。
時々掃除は必要ですが、葉っぱは乾けば飛んでいきます。
計画中の住まいは敷地裏に山があるので、落ち葉対策が必須です。
いくつか比較検討して良いものを提案したいと思います。
暮らしの求める大事なこと。
そこから始まる家造り、部屋づくり。
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